修理依頼書の書き方

修理依頼書の書き方

修理の依頼書(指示書)の書き方

ここでは修理するかつらと一緒にお送りいただく修理依頼書(指示書)の書き方についてご説明いたします。指示がわかるようにか書かれていればどんな様式でも構いませんが、正しい情報伝達のため、なるべく弊社の専用注文書をご利用くださるようお願いいたします。

1.店名

店名及び支店名をお書きください。

2.お客様名

かつらを装着されるお客様のお名前です。作業内容等をお客様名(またはNo.)で確認しますのでご記入ください。

3.発注日

ご発注された日付をご記入ください。

4.装着予定日

お客様に修理したかつらを納品する日付です。ここに間に合うようにかつらを修理いたします。空欄の場合は通常納期で作成します。

5.分け目取替え

指示がない場合は元の状態を参考に取り付けます。皮膚からネットパートに、ネットパートから人工皮膚に、皮膚の位置移動などご相談ください。

6.つむじの取替え

分け目取替えと同じ内容で、つむじ部分を取り替えます。

7.飾り植え

ベースの先端が見えないように植毛します。

8.ネット部補修

破れたネット部分の修理です。例:ネットを重ねてミシンがけ、糸で結ぶ、植毛で結ぶ、等。破れた位置を正確にご指定ください。

9.ベースコーティング

コーティング液を塗ります。穴が空いた状態では毛の方に液漏れするためコーティングはできません。接着面貼り付けになります。

コーティング液の薄さと塗りの回数は「薄く=1回」「普通=2回」「厚く=3回」となります。

10.接着面取替え

ミシンで取り付けた場合は取替えできますが、破損の可能性があるなど、修理できない物もございます。

11.接着面貼り付け

既存の物の上にもう一枚接着面を重ねてミシンがけします。全周囲の接着面貼り付けの場合は、アールに変化が生じる可能性がありますのでご注意ください。

12.その他

注意事項などをお書きください。

13.増毛

現在の毛量を元に増毛量(%表記)と、仕上がり時のご希望の毛量(%表記)をご記入ください。白髪入りの製品は指示が無ければ比率を維持したまま増毛します。現状のままの比率をご希望の場合は、指示しなくてもかまいません。

人工皮膚部分の増毛の場合、V植毛はできません。古くなって植毛針を通しただけで壊れる恐れがある場合は交換をお願いいたします。

14.白髪植え

現在の比率を元に白髪増毛量(%表記)と仕上がり時の白髪量(%表記)をご記入ください。

15.その他の図

図で表現なさる場合にご記入ください。

16.特記事項

特に注意すべきことや、ご希望がある場合はこちらにお書きください。

17.作成者

作業確認などの問い合わせの際に利用しますので、ご担当者様名をご記入ください。

右上の「管理番号」は弊社で使用する欄になりますので、空欄のまま送ってください。

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