毛の種類
毛の種類について
毛質の違いについて
かつら・ウィッグに使用する髪の毛は人間の毛である人毛、人工的に作られた人工毛の二種類に大きく分けることができます。人毛・人工毛にそれぞれメリット・デメリットが存在し、一概にどちらが良いとは言えませんが、お客様に合ったものを適宜選ぶことでより自然に、より長く、より使いやすくかつら・ウィッグを使用できます。また、人毛と人工毛を両方使用するミックス毛もあります。
人毛 | インド毛、中国毛 |
人工毛 | ポリエステル、カネカロン |
ミックス毛 |
弊社で指定された耐熱人工毛については、耐熱温度150度までとなっております。熱を使用したスタイリングの際はご注意お願いいたします。
人毛について
メリット
見た目の自然さ、手触り、光沢は人工毛より優れています。自毛のようにパーマや毛染めをすることも出来、ドライヤーや、カーラー等を使用してのセットもできます。
デメリット
シャンプーをするとスタイルが崩れるので、その都度にドライヤー、カーラー等でセットをする必要があります。そのため、ゆるいパーマかストレートのスタイルにすることが多いです。 ロングになると特に毛絡みしないように、シャンプーに気をつける必要があります。
人工毛について
メリット
形状記憶に優れているので、シャンプー後のスタイリングが比較的容易です。毛量を少なくしてもフンワリ感があり、洗っても濡れても乾きが早いのが特徴です。
デメリット
長く使用していると毛先が摩擦で絡み毛絡みしやすくなります。変色はしにくいですが、毛染めはできません。耐熱仕様であっても、ドライヤーの熱や熱湯でスタイリングが崩れることがあります。人毛に比べて光沢があり、テカリが気になる場合があります。
人毛+人工毛のミックス毛について
メリット
シャンプーしても、不意な雨に濡れても乾きが早く、ブラシ1本でスタイルの復元が容易です。手触り感や光沢は人工毛に比べ自然に近いです。
デメリット
人毛部分の退色はありますが、毛染めが可能です。人工毛部分は毛染めできないので、 後にカラーチェンジ等は出来ません。永く使用していると、人工毛部分が摩擦で縮む事があります。